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キリマンジャロ登頂(マラングルート)
2018/ 05/ 08アフリカ
5月連休にキリマンジャロに行っていました。カランクルン会員3名、YMCC2名、吹田労山1名です。
5月連休の頃は、雨期であまり条件は良くないと聞いていましたが、この時期にしか休めない人たちに合わせて計画しました。
ルートはポピュラーなマラングルート。1泊目のマンダラハット(ハット=山小屋)までは、熱帯雨林なのでいつも雨が降っていることが多いので、他のシーズンと変りはない。マンダラハットからホロンボハットまでは他のシーズンでは雲を突き抜け、晴れることが多いのですが、今回は雲の中。マウェンジ峰やキリマンジャロは見えない。最終のキボハットまでも、ほとんど曇っていて、時折、マウェンジ峰やキリマンジャロが姿を見せました。そこから見えるキリマンジャロは真っ白で、こんな姿は初めて見ました。頂上アタックは深夜0時にスタート。山は真っ白ですが、踏み跡は地面が露出していて、無雪期と変わらない。登るにつれて、雪面を登るが、アイゼンを必要とするほどでもない。頂上直下は岩場で傾斜が強くなり、積雪量も多くなり慎重に登る。高度が高くなり酸素は平地の二分の一。そのしんどさもあって、遅々たるスピードだが、頂上は確実に近づいている。背後から真っ赤な太陽が登り、7時に頂上着。お一人、遅れましたが頑張って15分後に到着。ギルマンズポイントに全員登頂できました。最高峰のウフルピークへは、積雪量が多く、滑落の危険も増してきますので、断念しました。下りは急傾斜が目に入り、緊張しましたが、全員無事にキボハットに到着。同日は、ホロンボハットまで下山し、翌日、チェックアウトして、さらにその翌日から2日間サファリを楽しんで、帰国しました。


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